成人病にならないよう食生活に気を付ける子供たち

従来、成人病といえば大人が罹る病気でしたが、現代では子供も成人病になる場合があります。やはり、生活スタイルが大きく影響していると考えられるでしょう。そこで、子供のうちから成人病を防ぐ方法を見ていきます。

年代別にみる炭水化物の摂り方と成人病との関係

炭水化物は脂質・タンパク質と並んで、人間の生命活動に欠かせない栄養素です。
筋肉を動かすのも、脳の働きを助けるのも、エネルギーの源になるのは炭水化物ですが、エネルギーの源になるものの年齢を重ねるごとに摂取量と消費量が逆転していきます。
膵臓から分泌されるインシュリンによって炭水化物はブドウ糖へと体を動かすために必要なエネルギーに変換されます。
しかし、必要なエネルギーは年代別で異なります。
年代別でみると30代をピークに、基礎代謝をはじめとして代謝能力が落ちていきます。
特に40代以降となると、その傾向は顕著となり、同じ量を食べていたにも関わらず、体重が増えるというのは基礎代謝などが落ちているからで、余ったエネルギーは体脂肪として体内に蓄積されます。
これが肥満となるメカニズムになるのです。
肥満となると、様々な成人病が表われます。
肥満からくるメタボリック症候群を予備軍に、加齢と共に糖尿病や高血圧・動脈硬化などの成人病に罹るリスクが高まります。
年代別で40代というのが成人病のリスクを考える年齢であり、炭水化物の摂り方を見直すきっかけになります。
基礎代謝の落ちる年齢と、肥満・成人病に罹りやすく年齢がここで一致する訳です。
ただし、急激な糖質制限はおすすめできません。
糖質制限ダイエットもが注目されていますが、エネルギー源を減らすやり方であるため、成人病とは違う影響が出てきます。
お米やパンなどの炭水化物を多く含む食べ物の他に、肉や魚・野菜など脂質・タンパク質・ビタミンなどをバランスよく摂るように心掛けることが大切です。
偏ることが肥満や成人病の原因、また必要なエネルギーが年代別で異なることを知ることが大事で、食事に加えて消費を促す運動を定期的に取り入れることも成人病を防ぐ対策になります。